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ムクゲの花

中国、インドともいわれるが原産地は不明。中緯度の世界中の国々で栽培されている。日本国内では、奈良県熊野川沿いに野性化したムクゲの一部が自生しているとの報告がある。夏から秋にかけて白、紫、赤などの美しい花をつける。薬用のほか、鑑賞用に多くの品種がある。根が横に広がらないため、比較的狭い場所に植えることができる。自然樹形は箒を逆さにしたようになる(下記の樹形の例参照)。刈り込みにもよく耐え、新しい枝が次々と分岐する。そのため、庭の垣根に利用されることもある。

花期は7-10月。栽培されているものはよく剪定されてしまうため、高さは3-4mくらいのものが多く、灌木であると誤解されるが、放置すると10m以上の樹高になり、桜の木よりすこし小さいくらいの大きさになる。花芽はその年の春から秋にかけて伸長した枝に次々と形成される。花の大きさは10-18cmほどである。白居易(白楽天)の詩の誤訳から一日花との誤解があるが、朝花が開き、夕方にはしぼんで、また翌朝開き、一重のもので2-3日。八重の長く咲くもので2週間くらい、一輪の花を楽しめる。

中国語で木槿、舜、蕣、朝槿、朝蕣、朝鮮、ハングルで木槿(モックン)、無窮花(ムグンファ)、日本語では古くは朝顔(あさがお)、後に、木槿花(もくげ)、無窮花(むくげ)であるが、植物学では木槿(むくげ)と当て字をして読むのを和名としている。漢方薬の用語としては、木槿花(もくきんか)、木槿皮(もくきんぴ)、槿花(チンファ)、槿皮(チンピ)として、胃腸薬や水虫など皮膚炎の薬用に広く使われている。

漢文では、帝舜の名前に使われ徳を象徴する花として、儒教や道教であつかわれ、仏教の「一切空」の概念を表すシュニャータ(サンスクリット)の発音を舜若多と漢字で書くことから、仏教の基本原理を象徴する花とも考えられてきた。晩年は龍門(ロイメン)にある香山寺に住み、「香山居士」と号した白楽天の詩の一説は「槿花一日自成栄」槿花は一日で自から栄を成す(仏法があっというまにひろがったことの意)で「槿花一日的栄」槿花一日の栄ではない。

八坂神社の粽(ちまき)の御守りの代用の花、御茶事の花、生け花として、もとは源氏の武士の間で、今では一般に広く栽培されている。松尾芭蕉はアサガオには別の字を使っているので、江戸時代の中頃か、後期に木槿がこの花に使われるようになり、朝顔がつる草の一日花に使われるようになったのであろうと考えられる。


『ウィキペディア(Wikipedia)』引用

夏、道端で咲いている背の高いあの花です。このような名前だとはしりませんでした。

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2009年07月29日 11:23に投稿されたエントリーのページです。

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